新しい医療保険
規制緩和が行われるなか、商品開発競争も激しくなっています。 第三分野を得意としている某外資系企業が、入院給付金と手術給付金のみを保障内容として、 保険料を大幅に引き下げた終身医療保険を販売したのを皮切りに、数多くの魅力的な保険が販売され始めています。
その後、高度先進医療に対応した医療保険も販売され始めました。 健康保険の適用外になってしまうような先進医療や入院環境のアップグレードに対応するものです。 これらの商品では、原則、実際に支払った治療費がそのまま支払われる形となっており、 高度先進医療が積極的に用いられる分野での医療保険として人気になっています。
その他には、申し込みを行えば原則加入できる医療保険も販売されるようになりました。 一般的に保険に加入する際は、過去の病歴や現在の健康状態を知る為に、 生命保険会社が指定した医師の診察や問診を受ける必要があり、 問題が見つかった場合は加入できませんでしたが、 この新しいタイプの医療保険は、医師の診察などの不要となっています。
また、このような誰でも加入できる保険は保険料が高かったり、 一定の条件をクリアしなければ保障を受けられなかったものが多かったわけですが、 新しいタイプのものだと条件が大幅に引き下げられたため、 多くの人が全額の給付金を受けられるような設定になっています。
このように、魅力的で非常に頼りになりそうな生命保険や医療保険が販売されてきているわけですが、 従来の死亡保険に比べて保険料が安いため、保険料や給付金の支払いが予想を超えて増えすぎたり、 価格競争が激化しすぎると採算がとれなくなる生命保険会社が出てくるかもしれません。 今後は、このあたりの問題を事前に予測して、一歩先の手を打てるかが鍵になってくるでしょう。
